~なんだっつってそんな前から見てんだ~
ー遠野そら トカナ投稿記事ー
http://tocana.jp/2015/09/post_7332_entry.html
今日の宇宙技術の発展により多数の人工衛星が地球上空に存在しているが、“ブラック・ナイト”と呼ばれる衛星をご存知だろうか。
13,000年前から地球の周りを周回しているという『ブラック・ナイト=黒い騎士』と名づけられたこの衛星、NASAもその存在を確認してはいるが誰が・何の目的で打ち上げたのか、すべてが謎の衛星なのである。地球の七不思議の1つにも挙げられる“ブラック・ナイト”だが、なんと米フロリダ上空に現れたと英「Mirror」紙で報じられ世界中で話題になっているのだ。
■ブラックナイトがフロリダに出現?
https://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=M5vQ4e5DyYE
7月18日、米フロリダ州ジャクソンビル上空に突如大型の黒い飛行物体が現れた。「最初は凧かと思った」という撮影者の女性は、今まで見たこともないような動きをする物体に慌ててカメラを回したという。鮮明に撮影された動画には、大型の黒い飛行体から子機のようなものが3体飛び出していく様子を確認することができる。あまりにも不可解な動きをするこの物体を不思議に思った撮影者は、この動画をYou Tubeで有名な『Secureteam10』のタイラー・グロックナー氏に託したのだ。
グロックナー氏はこの物体を独自の検証の結果「13,000年前から地球の上空を周回している謎の衛星ブラック・ナイトである」とし、「衛星であるはずのブラック・ナイトは自らの意思で移動することが可能なのだ」と主張しているのだ。
■地球上空には13,000年間に造られた人工衛星が周回しているー
地球の七不思議とも言われ、どちらかというとオカルト寄りに伝えられることも多い「ブラック・ナイト」であるが、ことの発端は1954年にまで遡る。米国の新聞が「米空軍が地球を周回する2つの衛星の存在を報告していた」という記事を取り上げ、当時はまだ人工衛星を打ち上げる技術がなかった米国では旧ソ連のスパイミサイルでは?などと様々な噂が囁かれていたということだ。
その後旧ソ連のスプートニク1号が人類初の人工衛星を打ち上げに成功したが、その3年後、米海軍からまたもや「謎の衛星」の存在が報告されると、その存在は一気に知れ渡ることになった。
この謎の衛星は「黒騎士の衛星(ブラック・ナイト・サテライト)」と名づけられ、NASA(米国航空宇宙局)もその存在を認めており、1998年にはNASAが撮影したというブラック・ナイトの画像も公開している。
またこの「ブラック・ナイト」のミステリーに拍車をかけているのが、機体から発信されていた電波である。諸説あるが、一説によるとこの電波は13,000年前の地球から見た星図を表しているとされ、うしかい座イプシロン星(Epsilon Boötis)を向いていたということだ。
13,000年前といえば伝説のアトランティス大陸が存在していた頃である。「ブラック・ナイト」とはいったい誰が何の目的で打ち上げたのだろうか…。高度な文明を持った宇宙人が地球を監視する目的で滞空させているのか、それとも地球に存在した超古代文明のロストテクノロジー的遺産なのかー
今回動画を公開した『Secureteam10』のグロックナー氏は、フロリダ上空に現れた謎の物体は「NASAが1998年に撮影した“ブラック・ナイト”と同じ物体で間違いない」と結論付けている。
しかし、NASAが公開した画像はスペースシャトル・エンデバー号の作業遂行後に撮影されたものであったため、そこに写っているブラック・ナイトの正体は“作業遂行中に船体から外れたサーマルブランケット(断熱材)”である可能性も指摘されており、答えを確定するには不十分であるといえよう。
地上では調査や回収に向けて「ブラック・ナイト調査委員会」が設立されたが、今日に至るまで一切の発表はない。今なおすべてが謎のベールに包まれたままであるが、今後もこの謎の答えを探していきたいと思う。
文:遠野そら
参考:http://www.mirror.co.uk/news/weird-news/watch-black-knight-satellite-ufo-6319375
https://www.youtube.com/watch?v=SxlhqHjg8fc
https://www.youtube.com/watch?v=M5vQ4e5DyYE#t=41